2014年08月28日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 8012 count

むらかわコミックを語るのはまだ早い

Written By: トーノZERO連絡先

Subject: レンズマンとヤマトに関係はあるのか?

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20140826084643

名前: トモネコ

本文:

「補完では無く新解釈」

むらかわ先生の連載が更新されました。

http://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_KS07000004010000_68/

今までむらかわ先生の2199を何度も「補完が見事!」と言っていましたが「ヤマト計画」記録集(カドカワ刊)のインタビューを読むと描きたいのは「補完では無く新解釈」と語っていられます。

今回の連載は新解釈進行中です。

 ・エリーサの心の闇が深いです

 ・シュルツもここまで描いて貰えれば本望!

 ・脂汗を浮かべ苦悶する沖田の表情が見事です!

 ・加藤と原田の会話が良い

 ・警邏ロボ(ヌルⅥ型)がここで登場

 ・リレー衛星まさかの登場

アニメのエリーサは反乱者が自宅に逃げ込んでの巻き込まれの様でしたが、むらかわエリーサは自身の強い意志で反政府活動をやっていても不自然では無い感じです。

親衛隊が相手なら銃を手に取るこがあっても驚きません。

今後の展開にますます目が離せません!

「むらかわ先生のコミックは、今は語る段階では無いと思っているので、当面は語らない。良く分からないからだ」

「良く分からないとは何が分からないの?」

「物語は終わるために始まる。終わりの無い物語を無限に続けたがるのは間違った考えだ」

「ネバーエンディング・ストーリーってのもあるよ」

「それはね。終わりの無い物語を夢想する者達のための物語であり、やはり終わりはあるのだよ」

「それれじゃ話を最初に戻すとどういうこと?」

「物語の全ての部分は物語自身に奉仕するために存在するが、実はそれらがどう奉仕するかは終わってみないと分からない。物語に要求されるサプライズは、物事を分かりにくい形で提示することを要求する。つまりね、物語の半分はミスリードのための存在するのだ」

「ミスリードのための部分は飛ばせばいいじゃないか」

「最後まで読まないとどこがそうなのかは分からないんだよ」

「えー」

「というわけで、今の段階では語れない」

「アニメのエリーサは?」

「それは語れる。アニメの2199は終わっているからだ。劇場版はあるとは言っても一応はね」

「それでエリーサは巻き込まれ型だと思う?」

「全く思わない。能動的に反乱軍に関わっていたのだと思う」

「理由は?」

「ドメルの私邸に親衛隊は踏み込めないからこそ、逃げ込んだと思われるからだ。そして、その場合、その屋敷のいる者が受け入れないならば、かえって袋のネズミになるだけだ。つまり、その屋敷のいる者は最初から受け入れてくれる存在だったと考える方が自然だ」

「でも、エリーサ捕まったよ」

「デスラー暗殺の容疑者の私邸なら踏み込めるからだ」

「それだけ?」

「そうでもない。子供を失ったエリーサには何かが必要であり、何かをしていたはずだ。それが反乱軍でもおかしくない。更に言えば、ドメルとの間の冷めた空気の理由も分かる」

オマケ §

Subject: ヤマト秘密基地拡張計画の野望

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20140827112346

名前: トモネコ

本文:

「むらかわ2199はこどもに読ませてはいけないのか!?」

小林先生がリツイートなされていたのですが「むらかわさんの2199はとても面白く毎月楽しみにしているけれど子供達に見せてよいものか悩みます。」

私も最新話の更新を読んで、仲良し親子が子供に読ませるのに困るのではと少し感じていました。

しかし、私達も子供の時にデビルマンを読んでいました松本先生の漫画は裸とHなシーンはざらでした。

心配いらないと思います。

むらかわ先生は全力投球でキャラを描いています。

登場人物は作品の中で呼吸して生きぬいています。

愛のあるラブシーンです。

(ズリネタとは違うと思います)

偶然、ちょうど良い回答が

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1549

(小5の少女が森山塔を読んだ)

むらかわ先生がその芸風に以前苦言を述べた田中圭一先生の作品ですが(^_^;)

むしろ、エリーサの前を見る事の出来なくなった深い心の闇の方が、大人に問題提示しています。

「今、むらかわ版ヤマトがどちらを向いているのか自分には分からないのでコメントができないよ」

「えー。君はなんでも知っているのでは無いのか?」

「なんでも知っているのは子供だけだって」

「ひ~。それを本気にした子供が増長したらどうするんだよ」

「問題無い。子供は増長するのが基本だ」

「ひ~ひ~」

休止予告 §

「明日からヤマト感想の更新はお休みして、数日間アニメ論としてアニメクライシス1983シリーズをやるからな」

「ヤマトの話は聞けないの?」

「大丈夫。ヤマト完結編やヤマト2199の話は含んでいる」

宇宙戦艦ヤマト

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