「ゴーバリアンの監督は奥田誠治さん。まあダンクーガもだけどね」
「それで?」
「これはさすがに見落としていたよ」
- 宇宙戦艦ヤマト2 第13話 1979年1月6日 猛攻! テレザート上陸作戦 コンテ 奥田誠治
「こんなところで関係があった!」
「こんな、1回限りの絵コンテをやっていたとは。それは気づかないけど、知るとビックリだ」
オマケ §
「ゴーバリアン研究は進んでいるかい?」
「原稿は7割ぐらい書けたと思う。DVD見ての全話チェックもあと数話で終わる」
「どんな感じだい?」
「見れば見るほど見えてくるものがある。大した作品だよ。勘違いも含めて尋常ではない量の夢が詰め込まれている。志が高い。でも最終的に出来上がった映像はそれが空回りしている。しかも、過剰に高すぎる志は視聴者の心に届いていない。ネットは勘違いした批評で一杯さ」
「それはどんな意味だい?」
「イギリスの話かフランスの話か分からないと文句を言っている人が多いけど、実際には新大陸に渡ろうとしていた。最初からイギリスでもフランスでもなかったんだよ」
「もっと意味がワカラン」
「ちなみに、ほとんどフォロワーがないという特徴はヤマトとおんなじ。そういう意味では似た者同士だ。そういう話も書いている」