2014年09月22日
川俣晶の縁側模型局スケールモデル total 3255 count

オオタキ 1/144 RA-5Cビジランティ

Written By: 川俣 晶連絡先

その1その2その3その4

「ってわけで、二晩で説明書【欠】のビジランティ完成だ」

「説明書が無い分はどうしたの?」

「ネットで同じ模型の完成写真を探して、あとは山勘で適当に」

「うそー。そんないい加減でいいのかよ」

「気分だよ気分。しょせん模型は自己満足」

「感想は?」

「古いキットであるはずなのだが……、意外とデカールが貼りやすかった。水に入れるとすぐノリが溶けてすぐ貼れた。おかげで細かい奴まで全部貼ったけど、位置が正確かは知らない。かなりずれていると思うべきだね」

「ひ~」

「他には、やはりなんだかんだいって作りやすかったよ」

「キットがそもそも精密さを求めていないわけだね」

「そうそう。コクピット内とか、脚の収納庫とか、まったく作り込みが無いし」

「でもそれでいいの?」

「全体がビジランティっぽかったらそれでOK」

「どこがビジランティ?」

「お尻。本来はここから核爆弾をぽとぽと落とすの」

「偵察機じゃないの?」

「元々は核搭載機だよ。それが偵察機に化けた」

そして §

「このキットは、金型がオオタキからアリイ(マイクロエース)に行っているようなので、そっちのブランドで買える可能性もあるよね。まあ、アリイでもマイクロエースでもいいけどさ。1/144のジェットはもう少し作っても良いかもしれないね」

「なんで?」

「確か、ファントムとかA-10を作ろうとして気力が尽きて放置した。今は残っていてももうゴミだろう。今度は完成させてやりたいよね」