「思えば遠くに来たものだ」
「白土三平とはね」
「まさか、白土三平に手を出す日が来るとは思わなかったよ」
「ヤマト研究者だったはずなのにね」
「ゴーバリアンを経由して白土三平に行くとは思わなかった」
「それでいったい何の話をする気だい?」
「うん。さすがに宇宙冒険のヤマトと忍者アクションの白土三平では接点が無いと思ったよ」
「だろうね」
「ところがね。ハタとあることに気づいたのだ。
「なんだ?」
「ワタリの少なくとも第一部第2部の舞台は伊賀の里」
「それがどうした」
「伊賀は三重の方。紀伊半島の東部にあたるのだ」
「それがどうした」
「ヤマトとは、日本のことでもあるが、狭い意味で捉えると奈良方面なのだ。紀伊半島の真ん中あたり」
「えっ?」
「だからさ。宇宙戦艦ヤマトといえば遠いけれど、単にヤマトだと思えば忍者の里と近いわけだ」
「ひ~」
「そもそも、宇宙戦艦ヤマトのヤマトの語源を辿れば、日本の大和国だからな。つまり奈良方面だ」
「なんてことだ」
オマケ §
「とりあえずワタリは読んだぞ」
「それで?」
「ワタリは、おそらくワタルとワダチのタイトルの元ネタ。底辺から謎を解いていくと思うと、実はワタルともワダチとも重なる」
「それで?」
「しかも、ワタルの監督はヤマトのスタッフリストに名前があった人で、ワダチの作者は当然ヤマトにダイレクトにつながる人」
「結局ヤマトかい」
ゼロのオマケ §
「なんとしても0の忍者の謎を解くのだ」
「ははっ!」
「して結果は」
「コスモゼロの忍者、古代進はある時は第1艦橋の戦闘班長、あるときはコスモゼロのパイロット。変幻自在に使い分けていたでござる」
「正体の掴めない奴よ」
昨日のオマケ見たか? §
「結局、ぜんぜん接点が無いと思っていた白土三平。実は【サスケ、おまえを斬る】のサスケは白土三平原作だった。手強いぞ」
「子供の頃見ていたんだね」
「そう。しかも馬鹿にできない」
「どこが?」
「OPはナレーションとインストだけ。歌が無い。凄く大人っぽい。EDでやっとあの歌が来るぞ来るぞ来るぞ来るぞ」
「で、内容は?」
「忘れた」
「ひぇ~」