ダガームの肩書き編 §
「大トトク、俺達野蛮人なので大トトクの意味が分かりません」
「がはははは。そんなことも分からないのか」
「教えてください!」
「がはははは。大トトクとは大トトロの親戚だ」
「大トトク。それはきっと違います」
ダガームの名前編 §
「大トトク、俺達野蛮人なのでダガームの意味が分かりません」
「がはははは。そんなことも分からないのか」
「教えてください!」
「がはははは。ダガームとは伝説の勇者だ」
「大トトク。それはダ・ガーンです」
サーべラーの名前編 §
「大トトク、俺達野蛮人なのでサーべラーが何者なのか分かりません」
「がはははは。そんなことも分からないのか」
「教えてください!」
「がはははは。あいつこそ、ベム、ベロと並ぶ妖怪人間なのだ。妖怪ウォッチブームにあやかって登場したのだ」
「大トトク。それはサーべラーではなく、ベラです」
ワープ編 §
「大トトク、ワープアウトするときクルクルまわって、目が回ります。戦闘態勢にすぐ入れません」
「がはははは。ならば目が回るまで酒を飲め。回転が打ち消しあって普通になるぞ」
「大トトク。結局吐いたゲロが飛び散るだけでした」
火炎直撃砲編 §
「がはははは。火炎直撃砲にシカク無し!」
「大トトク。断面を調べたら四角ではなく丸でした」
「がはははは。だから四角無しと言ったであろう」
「なるほど!」
剣編 §
「大トトク、俺達野蛮人なのでなぜ剣で床をガキーンとするのか分かりません」
「がはははは。そんなことも分からないのか」
「教えてください!」
「がはははは。マグネロボに決まっている」
「大トトク。それはガ・キーンです」
科学奴隷編 §
「大トトク、真田と名乗る科学奴隷を捕まえました」
「がはははは。さあ、美味い食い物を作り出すオムシスの秘密を教えるのだ」
「知らない方がいいこともあると思うよ」
「教えろ!」
「どうしても?」
「どうしでもだ」
「後悔しても知らないよ」
「がはははは。ガトランティスの男は後悔などしないのだ」
「じゃあ、教える」
「あ、大トトクがトイレに駆け込んだ」
「だから言ったのに」
科学奴隷編2 §
「大トトク、新見と名乗る科学奴隷を捕まえました」
「がはははは。さあ、おまえが知っている最大の秘密を教えるのだ」
「聞いても後悔しない?」
「がはははは。ガトランティスの男は後悔などしないのだ」
「じゃあ、教えるわ」
「あ、いきなり大トトクがサーベラー閣下に逆らって反乱を起こした!」
「クーデターの起こし方のノウハウを教えて良かったのかしら。でも私が知っている最大の秘密はそれだし」
科学奴隷編3 §
「大トトク、桐生と名乗る科学奴隷を捕まえました」
「がはははは。さあ、おまえが知っている最大の秘密を教えるのだ」
「いいですよ」
「素直な科学奴隷で感心だ。しかし、本当に最大の秘密を言うのだぞ」
「決まってますよ。研究したばかりの最新情報です」
「では教えろ」
「じゃあ、教えます。解析したばかりのガトランティス語です」
「……」
「あ、クリンゴン語の方が良かったですか? でもクリンゴン人にクリンゴン語を教えるって失礼ですよね?」
「大激怒ぉ~~~。あ、間違えた怒髪衝天!」