2014年12月29日
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感想・映画「トコリの橋」

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「うわー。夢のような映画だ」

「どこが?」

「アングルドデッキに改造される前のエセックス級の空母からF9Fパンサーが発艦する。まさに夢だ。ジェット艦戦を運用するようになってからアングルドデッキが主流になるまでの期間はそれほど長くはない。そのタイミングにピッタリ。最高だ」

「エセックス級?」

「そうだ。本物のUSS Oriskany (CV-34)がいきなり登場。F9Fパンサー、F2Hバンシー、コルセア、A1スカイレーダー、HO3S-1なども出てくる。駆逐艦も生々しい。カゴに入って空母から移乗する描写も生々しい。最高だ」

「それだけ?」

「実は朝鮮戦争は日本を補給基地にして戦っているから日本のシーンも多い。しかし、ヒロインが出てくるところは日本ではなくセット撮影らしい。そのため、風呂は混浴だし、畳の上を土足。(和服の日本人も)。でも、ドアには日本語で天然温泉と書いてある」

「なんてこった」

「それから、空母の艦橋にBEAWARE OF PROPS AND JET BLASTSって書いてあった。かなり生々しいが、BEAWARE OF BLASTならともかく、PROPSが入るのはちょっと新鮮かも」

「なるほど」

「F9FパンサーはVF-102」

「それだけ?」

「いや、終盤で救助ヘリが離陸する船はU.S.S. HILLSBOROUGH COUNTY (LST-827) ってことらしい。LSTだよLST。コクリコ坂でお父さんが死んだというLST」

「ひ~」

「それでだ。F9Fパンサーはジェットだから燃料消費が激しくて滞空時間が取れない。そこはプロペラのスカイレーダーの方が滞空できる。だから最後まで墜落した主人公を援護したのはF9Fではなくスカイレーダー。非常にリアルで生々しい描写だよ。主人公死んじゃうところも含めて」

「じゃあ良かったの?」

「中盤にダレ場はあったけどね。最後は緊迫して良かったと思うよ」