「ヤマトよ永遠に精密図面集の三段空母を見ていてハッと気付いたのだが、後部にオープンになっている甲板の高さはヤマト2199と違う」
「どう違うんだい?」
「ヤマト2199は前部の最下層甲板と後部のオープン甲板は同じ高さという解釈だが、精密図面集は最下層と2段目の中間ぐらい」
「どっちが正しいの?」
「精密図面集。同じ高さという解釈をしているのはヤマト2199の設定資料以外に見つけられなかった」
「なんてこった」
「だから、最下層に結局全通甲板を持っているというのは2199だけの独自解釈だが、これが見やすいリファレンスとして店頭に溢れているとそれが規範であるかのような雰囲気が出てくる。だが、やはりそれは違う気がする」
「ということは、正面から見たときに後が抜けて見える三段空母は間違いなのかい?」
「ヤマト2199解釈としては正しいが、それは解釈の1つに過ぎず、抜けていない解釈も有りだろう」
オマケIII §
「ヤマトIIIの三段空母はどうだ?」
「第2層と同じ高さで、後に張り出しが存在する」
「それはどう思うんだい?」
「これが最も無理のないデザインと感じるが、三段空母らしいキャラクター性は劣る。やはり、ヤマトよ永遠に精密図解集の三段空母がいちばん好きだ」
「あくまで個人的な感想として?」
「他人の感想は語れないよ」