2015年06月16日
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感想・映画「新・兵隊やくざ」

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「面白いなあ。また趣向が違う」

「どこが面白いの?」

「やくざ上がりの男が悪党に思えるが、実際にはそれ以上の悪党が軍隊にはゴロゴロしている」

「ひ~」

「そして、日本人の主人公は、悪辣な中国人にいかさまの賭で金を全部巻き上げられる」

「ひ~」

「日本人の女達は、酷い境遇でこき使われて人間扱いされていない」

「ひ~」

「何が従軍慰安婦だ。人間扱いされなかった女は日本人も同じだ」

「ひ~」

「そして、こういう映画を作ることができたのはモノクロ時代の1966年ならではだな」

「ひ~」

「もうこんな映画は作れないよ。軍隊の腐敗なんていうテーマは、肥大化した軍隊が暴走した後の時代にしか作れない。暴走する前は作れないんだよ」

「もう勘弁して。悲惨すぎる」

「でも、その悲惨さが面白いのだ」