2015年06月29日
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新江古田の元日本陸軍鉄道連隊E18【2回目】

Written By: 川俣 晶連絡先

「実はこのSL。動輪が5個あるらしいのだ。左右で計10個」

「現物を見たんだろう?」

「しかし気付かなかったので見に行った。2回目だ」

「それで何か分かった?」

「いろいろ分かったぞ」

  • 動輪はフレームの内側にあってよく見えないが、確かに5つちらっと見えた
  • 連結棒はフレームの外側に取り付けられるようだが、外されていた
  • 連結棒を取り付ける部分は3つしか無い
  • そもそも柵の関係で、下回りは見えにくい

「3つしか無い? 5軸なんだろう?」

「実はギアがあるらしい。WikiPediaから引用してみよう」

急曲線通過に備え、第1・5動軸にはそれぞれ第2・4動軸から左右に首振り可能な密閉式ギアボックス[7]によって動力を伝達し、さらに第3動軸が左右にスライド可能なルッターメラー式(コッペル・ギアシステム)(Luttermöller-Achsantrieb)動軸遊動機構を採用している。このため、動輪が台枠の内側に収められた外側台枠方式となり

「つまりなんだ?」

「だからさ。うっかりしていたがこいつは部分的にギヤードロコの一種なんだよ」

「シェイとかクライマックスの遠い親戚か!」

オマケ §

「ついでに更に進んで千川通りを見た。でも、千川上水がどこにあったのかぜんぜん分からなかった」

「ふーん」

「そのまま進んで西武池袋線の江古田駅まで行った」

「昔は青梅街道以北は知らないと言ってなかった?」

「いや。いつの間にか青梅街道を越え、中央線を越え、西武新宿線を越えていたのだが、ついに西武池袋線に到達してしまった。なんてことだ!」

西武池袋線江古田駅