名前: めとろん
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トーノ様 こんばんは。
毎度批判めいたことを口にしながら、それでも楽しみに更新を待ってしまう、Webむらかわ版コミックヤマトの連載ですが、最新37回も期待に違わず(?)ほぼアニメの焼き増しだったと思います。
ドメルと真田のキメの台詞を入れ替えたりした「小細工」はやってますが、ドメルと沖田の睨み合い等もアニメ版のまんまで、うーん...
前回のトーノ様の感想を参考にすると、やはり今回で一番良かったのは、「ふふん」と相変わらずニヒルなゲットーの表情ですね。
先生ご自身は直近のブログで「ドメルのキャラはだいぶ、こなれてきた」と書かれていますが、まだかなり違和感があります。
これで未だに「ボルゾン星を描く」と仰っているので、どうボルゾン星に導いていくかも非常に興味深いですね。
「今回の連載は君も読んだかい?」
「読んだ」
「感想は?」
「【艦の間隔を空けさせろ!】」
「は?」
「どう見ても、あんな密集した状態でバカスカ撃ちまくったら味方に当たるなあ」
「でもさ。もともとアニメの2199でもそれほど大差ないんじゃない?」
「もともとヤマト2199屈指のダメシーンの1つだからな。何がダメかを把握しないまま、原作を踏襲すればああなる。別に不思議ではないよ」
「他に何か思ったことはある?」
「たぶん間違ってるがね。間違っていることを前提に原稿のイメージから推定してみよう」
「なんだい?」
「おそらく、むらかわ先生の机には、作画用の参考資料として新メカコレのドメラーズがある」
「その根拠は?」
「ドメラーズが大きく見えない。せいぜいヤマトと大差ないサイズに見えてしまう。これは参考用の模型がヤマトと同程度のサイズという推定だ。たぶん間違ってるがな。足元の大きな箱に1/1000ドメラーズがある可能性もある」
「では、ボルゾン星についてはどう思う?」
「ボルゾン星は、イスカンダルと星としてのキャラがかぶる。むしろ、イスカンダルの原形がボルゾン星だと思った方が良いだろう。ということは、ボルゾン星を出すという決意表明は、青い海の美しい星としてのイスカンダルは描かないという決意表明だとおいらは受け取った」
「イスカンダルが美しい星ではない?」
「そうさ。石津嵐版はそうだった。SBヤマトもそうだった。そういう【イスカンダルを美しい星として描かない】という選択肢抜きには、ボルゾン星は登場できないと思う」
「ボルゾン王が登場したら必然的にスターシャも出ないってことだね」
「そうだ。ロマンが欲しいからボルゾン王はスターシャに生まれ変わったのだ」
「両立はしないわけ?」
「両立した物語は作れるが、そうなるともはやスターシャのキャラが変わってしまう」
「それに問題があるの?」
「……無いのか。既にヤマト2199は多くのキャラを変えてしまった。この上で更に誰かのキャラを変えてももう些細な問題か」
「関西弁の太田がいかに違和感ありまくっても、ヤマト2199のやったキャラの解釈変更の大きさの前には些細だってことだね」