「Minecraft Windows 10 Editionというものが存在する」
「それで?」
「Xbox 360コントローラでプレイできればいいなと思っていた」
「なぜ?」
「キーボード操作はぜんぜん分からないから」
「右も左も分からない時に、Xbox 360で始めてしまったからだね」
「そうだ。でもね。Xbox 360コントローラでプレイ可能と知って試して見た」
「Windows 10マシンにXbox 360コントローラを繋ぐことはできるのだね」
「そう。あとはアプリの問題」
「実際にやった感想はどうだい?」
「互換がある箇所と無い場所があった」
「詳しく説明してくれ」
「基本操作はほとんど互換だった。視線変更の上下だけ逆だったが、これはオプションのY反転で解消した。もともとXbox360でも反転だったのかどうか忘れた」
「そうか」
「あとはほとんど互換かな。ただ、段差を自動ジャンプする設定などはXbox360には無かったもの」
「では、互換が無い箇所もあるのかい?」
「ある。理由は、Xbox360版はConsole Editionベースであるのに対して、Windows 10 EditionはPocket Editionベースだからだ」
「どこが違うの?」
「相違点は多いのだが操作上の最大の相違は、生産方法にある。Xbox360版はアイテムが揃っていれば生産される簡易UIだが、Windows 10 Editionは正しい箇所に正しいアイテムをセットしないと生産されないPC版準拠のフルUIだ。そこは扱いにくい」
「それだけ?」
「実は、自動ジャンプをオンにすると、移動しながらブロックを置いて行くときに自動ジャンプが発生して意図しない場所にブロックを置いてしまうという現象が多発した」
「機能をオンにするのも考え物ってことだね」
「あとは、チュートリアルが無い。チュートリアルマップも無い。SEED値は上手く選ばないと死ぬ」
「何か言いたいことはあるのかい」
「今やってるマップは、普通の石が開始地点の近くにほどんど見えない。掘ったら閃緑岩が出てきたので、もっと深いところを掘った。作業台は出来たが、まだかまどが出来ていない」
「石は見つけたんだろう?」
「数が揃ったらもう日没で簡易自宅の位置が分からなくなった」
「ダメじゃん」
「まあ、深くまで掘れば、石はありふれた素材だからいくらでもあるだろう。でも、これからモンスターに怯える二番目を過ごさねばならん。まだ羊も見かけていないので、ベッドも無い」
オマケ §
「それにしても、木のつるはしをこんなに貴重な道具だと思ったことはない」
「実績は何個クリアした?」
「まだ【いざ採掘】【作業台を作る】【持ち物ゲット】【木を手に入れよう】の4つだけだよ」
「木のつるはしは作ったんだ」
「ああ。初期位置は木だけは多い島だったからな」