「どうも情報が錯綜しているようだが、おそらく「図々しい奴(松竹1961)」「続・図々しい奴(東映1964)」の2本というWikiPediaの情報は間違い」
「正確には?」
「おそらく以下が正しいと思われる。2本ではなく3本あるようだ」
- 図々しい奴(松竹1961)
- 図々しい奴(東映1964)
- 続・図々しい奴(東映1964)
「君が見たのは?」
「2番目の図々しい奴(東映1964)。東映の映画。主演は谷啓」
「一応クレージー系の映画ってことになるわけだね」
「そういうことだ」
「で、面白かった?」
「他のクレージー映画とは全くノリは違うが、これはこれで面白かったぞ」
「どこが良かった?」
「軍相手で上手くビジネスに成功するが一文無しになり、愛だけが残る」
「そうか」
「ちなみに、他には長門裕之が出てたけど、スケバン刑事の暗闇指令と比較して、若い頃はかなりイメージが違うな」
「へー」
「原作の柴田錬三郎はNHK人形劇の真田十勇士の原作者だな」