2015年09月22日
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それと知らずして仙川上水に足を踏み入れていた・東八道路にて

Written By: 川俣 晶連絡先

「最近は東八道路を自転車で走るマンになっている」

「なんで?」

「体重おとしたいし、座った姿勢でないと上手く運動ができない状態だし、走りやすい道といったら東八道路だし」

「それで?」

「実は一箇所気になる横道があったのだ」

「どんな横道?」

「水路跡っぽい」

「場所はどこ?」

「東八道路の海洋技術安全研究所交差点の近く、タイヤ館三鷹の横」

「それで?」

「今日はそこに入ってみた」

「結果は?」

「タイヤ館三鷹裏手の丘の上に上がっていった。明らかに自然水路としてはおかしい経路なので、疑問を持った。続きも良く分からなかったしね」

「だろうね」

「本当にこれは水路跡なのか」

「結論は?」

「今昔マップ2で見たら簡単に結論が出た。これは水路跡。玉川上水に接続されていて、明らかに分水」

「そうか。人工水路ならあり得ない高低差もありだね」

「自然水路じゃないからな」

「それで名前は?」

「いろいろ調べた結果分かった。これは仙川分水という名前」

「ふーん」

「実は、散々歩いたつつじヶ丘方面の水路跡の上流部でもある」

「縁が深いのだね」

「しかも、東八道路と野川の交点付近は、昔、水路的に一度見に行きたいと思った場所」

「分かった。ここも柴崎ワクワクゾーンの延長部だってことだね」

「ワクワクドキドキの水路ゾーンだよ、このあたりも」

それにしても §

「それにしても、何気なく足を踏み入れた場所が凄い場所だと知るのは面白い」

「そうと知って足を踏み入れるのは、答え合わせをしに行くだけでつまんないってことだね」

「このあたりの水路をもっと勉強して出直そう」

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