2015年09月22日
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感想・映画「日本一の男の中の男」

Written By: トーノZERO連絡先

「面白いな」

「どこが?」

「1967年の風景がいっぱい。オープニングは首都高速。途中で代々木も出てくる。新幹線も出てくる」

「なるほど」

「この映画は本質的に男尊女卑の内容だがね。アメリカ的な男女同権と合理主義が否定される。そういう意味で、100%肯定できない面もあるのだがね。でも、出世物語としては面白い。要するに、日本的なウェットな付き合いができなくなった会社が、各社との取引が止まっていて、それを救う話というわけだ」

「合理主義が合理的ならずということだね」

「でも、結局、最終的に行き着く世界は男尊女卑」

「理想化されすぎた男尊女卑は、どこかおかしいわけだね」