「ぬるふふふふ」
「なぜ同じ映画の2回目を見たの?」
「それは秘密です。ぬるふふふ」
「それで感想は?」
「原作と少し違うけれど、全ての展開が最終的に最後の決戦に貢献しているので、映画としての作り方が凄くいい。そういう意味で気持ち良く見られる」
「他には?」
「実は前回気づかなかった重要な次回作への伏線に気づきましたよ」
「それはいったい?」
「最後の教室のシーンでね、茅野の後頭部から一瞬だけ触手がでるのですよ。ぬるふふふふ。少なくとも原作の単行本はまだ茅野の正体まで行っていないので、きちんと最後まで物語を設計して描いていることが良く分かります」
「じゃあ、良かったの?」
「気持ち良く見られました。良い映画ですよ」
「で、いちばん好きなのはどこ?」
「女の子に混ざって恋バナを聞こうとしているころせんせー」