2015年11月24日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 1919 count

高源院付近にもう1つの水路跡らしいものを発見して目を白黒

Written By: 川俣 晶連絡先

「高源院付近にまた出動したわけだが、その過程で別のことに気づいてしまった」

「別のこととは?」

「この道がいろいろと水路跡臭い」

「つまり、水路跡がもう1本あるってこと?」

「分からない」

「じゃあ、それでおしまい?」

「いいや。もう1つ大発見をしてしまった」

「まさか」

「この位置に、妙に細長い児童遊園がある」

「もしかしたら、繋がっていた可能性があるのだね」

「あくまで可能性だがね」

「終点は?」

「寺町通りは、道路の東側に水路が存在していたようだ。goo地図の昭和22年を見るとそんな感じ。甲州街道に接近すると両脇にあるような感じもあるがね」

「その水路に合流して終わると見ていいわけだね」

「そうだ。前に見た水路跡もそこに合流して終わりだろう」

考察 §

「それでだ。重要なことは不明の区間に存在するのは、駐車場と雑木林だということだ。駐車場は痕跡が消されている。雑木林は立ち入れない。雑木林はおそらく烏山弁天池特別保護区だ。もし入ることができたら、水路跡の痕跡が見つかるかも知れない……のだが、実は微妙」

「なんで?」

「外から見ると、起伏に富んだ土地に木があるのだがね。goo地図の昭和22年38年を見ると問題の土地は綺麗に整地された農地だったり、何かの施設だったりする。植わっている木はおろか、土地の起伏すら後から人工的に作った感じがする。見てもあまり効能が無いかも知れない」

「なんてこった。人工地形か」

感想 §

「結局、前から気になっていた公園や、気になっていた雑木林に話がつながってしまい、ビックリ仰天だ」

「結論は?」

「烏山ワクワクゾーン、恐るべし。見ても見ても発見が尽きない。何度も通った場所なのに」

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