2016年02月27日
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続・ 子供が運転する自動車という問題

Written By: 川俣 晶連絡先

「三角乗りを調べていて面白い話に突き当たったぞ」

自転車の三角乗りってご存知?より

知ってるよ。

昔むかし、子供のころ、家にあった頑丈な自転車、米積んでいた。

あれに乗りたくて、なんとか頑張るんだけどサドルに座ると、悲しいかな足がペダルに届かない。工夫して乗っていた。「三角乗り」っていうんだよ。

オート3輪も乗ったよ。小学校4年生「くろがね号」子供2人で運転していた。仕事に使っていたんだよ。バーハンドルっていうんだよ。

エンジンかけるのにね、キックだよ。セル無いの。

これでね、荷物運んでお金貰っていた。

無免許運転?何それ?

このような時代がありました。昭和30年代でした。この後「東京オリンピック」でした。 爺です。

「つまりなんだい?」

「昭和30年代になっても、小学校4年生がオート3輪を運転していた。そのものか分からないが、ネットで検索した結果では【くろがね号】は1,488cc。けして小さい車両ではない。本格的な業務用車」

「250ccの小型車や、360ccの軽自動車ではないってことだね」

「ゴーカートに毛が生えた程度の子供の玩具ではないってことだ」

「そうだ。家の手伝いで子供が自動車を運転することは、割と普通にあったことだと思う」

三角乗り §

「そもそも、なんで三角乗りを調べようと思ったんだい?」

「それはね。大人用の自転車は業務用だった可能性が高い。それに乗るのは何を意味するのか。仕事の手伝いが前提だったのではないか。だから、子供用の自転車の普及を待つのではなく、業務用の自転車をそのまま使うテクが要求されたのではないか」

その他 §

「Twitterで知人が教えてくれた興味深い話」

  • (さる男性)は山育ちなので、子供の頃、猟銃でウサギを撃ってたそうです。もちろん重くて持ち上げられないので、地面にお尻をついて、足の間に構えて、カサッと音がしたら引き金を引くとか言ってました
  • (さる女性が)戦後、街中を無免許でバイクに乗ってたそうです。もう仕事をしていた頃なので子供ではありませんでしたが

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