「聴けば、子鼠が一匹入り込んだとか」
「退治してくれるか、ドメル。ネズミはヤスデの私を狙っているのだ」
「ご命令とあらば」
「これはいったい?」
「瞬間ネコ移送機だ。ここにおいておくとネコがすっ飛んでくる」
「ただのコタツじゃありませんか」
「ゲール、このネコでネズミを狩るぞ」
「しかし、もし失敗したときは?」
「その時はこのドメル、猫耳を付けて自らネズミを狩るまでだ。ゲール、おまえも一緒だぞ」
「いやだー」
オマケ §
「第1殺虫剤、第2殺虫剤、第3殺虫剤と並んだ姿は壮観だわい。わが戦闘殺虫剤もあのはじっこに散布だ」
「やめてくれ! わたしを殺す気か!」