「行ってきた」
「なぜ?」
「今日は入館無料なので」
「それでどうだった?」
「二木真希子さんの絵もいっぱいあったから良かったのではないか?」
「でも、君は精霊の守り人のアニメもドラマも小説も見てない」
「そうだね」
「なぜ見ないの?」
「ハードカバーの本を買ったことは買ったよ、でも気分が乗らなくて少し読んでやめた」
「なぜ?」
「理由が良く分かったよ。そもそもバックグラウンドに存在する本に重なっているものが無い」
「趣味に交差する部分が無いのか」
「でも展示は面白かったよ」
オマケ §
「で、なぜ二木真希子さんなの?」
「精霊の守り人という作品は、二木真希子さんが表紙を描いているという縁で知った作品だからな。ハードカバーが出た頃。ソフトカバーや文庫が出ていることは今日初めて知ったよ」
「そもそも、二木真希子さんって誰?」
「ジブリ系のアニメでよく仕事をしているアニメーターの女性だ。自分の作品も出版している」