「おいらは、宮武スーパーアンドロメダよりくじら軍曹さんの宇宙戦艦の方が好きだな」
「起点はそこだと書いてあるぞ」
「でも最終的に違う場所に行った。突きつめるとそうなるのはよくあることだ」
「他に何か言い方はないのか?」
「そうだな。【ヤマトの曲線美を注入すればいい感じになるのではないか】というのは慧眼だと思う」
「そこはポイント?」
「そう思う。結局ヤマトは曲線」
オマケ §
「結局ヤマトは曲線」
「その意味は?」
「立体の曲面を平面の絵で描くと、解釈次第でいくらでも曲線が変化して混乱する。しかし、立体として捉え直すと矛盾しない美しい形状はある程度固まってくる」
「でも、そこまでやっても解釈は一定しないのだね?」
「そう。そこは違うという意見が出る」
「何が問題なの?」
「そりゃもう、矛盾しない形状はある程度一般性があるが、美しい形状の解釈は人それぞれだからさ」
「なるほど」
「実際ヤマト2199の形状への意見はいろいろ耳にしている。3Dモデルになっているから矛盾はしてないと思うけどね。でも意見は出ている」