2016年05月28日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 1730 count

技研公開2016

Written By: 川俣 晶連絡先

技研公開2016

「去年も行ったのになぜまた行ったの?」

「そこなんだけどね。確かに似たような話が一杯展示されていた。でも1年分の進歩が含まれているから、意外な【おお】があったりする」

「ふーん」

「とりあえず、やっとハイビジョン移行を完了してホッとしている段階なのに、ここに来ると4Kすらレガシー。メインは8K。なかなか泣くよ」

「何か気づいたことは?」

「意外にも面白かった。予定よりも時間を取って見て回ってしまった。当初の予定では適当に歩いて気になるところでだけ立ち止まる予定だったが、かなりあちこちで立ち止まってしまった。説明も聞いた」

「目立つ何かはあったかい?」

「3Dにアニメ調にレンダリングした説明アニメを上映していたところもあったよ。そこは凝ってるね、と思った」

「他には?」

「印刷するトランジスタとか、可動部分を取り除いた高速の磁気記憶装置とか面白かったよ」

オマケ §

「で、8Kって意味があるの?」

「120フレーム/秒とか、22.2チャンネル音響とか、より広い色再現とか、そのへんも含めて意味があると思う」

「でも従来型の放送は死にそうなのじゃないの?」

「たぶん、放送が死んでもNHKの技術は死なない」