2016年07月15日
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ヤマト映画の始まり方の研究

Written By: トーノZERO連絡先

「古い未公開原稿の公開シリーズ」

「ひゅーひゅー」

本編 §

「映画にとって始まりはとても大事」

「なぜ?」

「そこで観客の心を掴まないと最後まで見てくれないから」

  • ヤマト1977 ナレーションで説明的になりすぎ
  • さらば 本編と少し離れてしまっている
  • 永遠に スピード感があって格好いいが、インパクトに欠ける
  • 完結編 いきなり大スペクタクルから入るのは良い
  • 復活篇 見知らぬ敵から攻撃される唐突感がある
  • 追憶 冥王星攻略への出撃から入るのは上手い
  • 方舟 いきなり敗残負傷兵を見せるのは下手

「つまり君としてはどうなんだ?」

「全体的にどうなのかは別として、始まり方だけに着目すれば、完結編が最も上手いと思う。次点は追憶の航海。復活篇は戦闘が開始される唐突感を除外すれば悪くはない」

「永遠には?」

「格好いいんだけどね。何が起きているのかが分かりにくいのだよ。単に光が飛び交っているだけで」

「方舟は? いきなり敗残負傷兵を見せるのはNGなの?」

「NGとも言い切れない。そこを起点に物語りをスタートさせることもできるが、方舟の場合、ほとんど物語と関係ない話をやってるだけだからなあ」

「本当ならコスモリバースを守らねばならないのに、ガミラスの女子供を守って斉藤と土方の気持ちは置き去りなら、あの始まり方は無いってことだね」

宇宙戦艦ヤマト

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