Written By: 川俣 晶
「感想は?」
「新宿に来たはずなのに、まるで初台に来たようだ。降りる駅を1つ間違えたかも知れない」
「東郷青児美術館だろ」
「いつもの東郷青児美術館ではなかったよ。雰囲気的に」
「それで感想は?」
「インタラクティブに見ている人と関わって変化するためには、光線の具合を一定のする必要がある。だから薄暗い。作品ごとの仕切りも必要。だから、いつもとムードが違うのだと思う」
「で、面白かった?」
「うん。面白かった」