「ヤマアラシのジレンマに対抗してヤマト2199のジレンマというのを考えた」
「ヤマト2199にどんなジレンマがあるのだい?」
「ヤマト2202には、ヤマト2199に対して2つの使命がある」
「2つとは?」
- ヤマト2202は、前作のヤマト2199の実績を考えて、ヤマト2199の悪かった部分は手直しして改善して行かなければならない (同じレベルでは同じ水準の売れ行きも期待できない)
- ヤマト2202は、ファンを迷わせないためにヤマト2199の内容や設定を継承しなければならない
「つまり、【変更せよ】という要求と、【変更はできぬ】という状況が同時に存在するわけだね?」
「そう。まあぶっちゃけたことを言えば、このジレンマを上手く扱いきれなかったのが方舟」
「結局、いきなり古代が活躍しても、スタートレックになっても、唐突感が残ってしまったわけだね」
「ヤマト2202は仕切り直しのチャンスだ」
「沖田はもういない以上、古代と雪の物語に再構成するなら可能ってことだね」
「いやいや。沖田、トレイラーに出てくるじゃん」
「きゃー。脳死に至っていなかったけど、コスモリバース発動させましたってこと?」
「知らん」
オマケ §
「いいねえ。脳死に至っていなかったけど、コスモリバース発動させましたって設定」
「どこがいいんだよ」
「古代守生存の展開が可能になる」
「生きていてどうなるんだよ」
「そこで分岐がある。1つはハーロックになる。もう1つは長官を逃がすために自爆する」
「どっちもすぐ死ぬ展開で、嬉しくない未来だ」