2017年01月03日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1994 count

朝日新聞のヤマト2202と日経新聞のアニメ100年史の印象の差は何か

Written By: トーノZERO連絡先

「大晦日の朝日新聞のヤマト2202広告と、日経新聞のアニメ100年史に1枚だけ掲載されたヤマトの絵の印象の差は何か。考えてみた」

「それで?」

「実は面白いことに気づいた」

「朝日は最新絵で、日経は古い絵だってこと?」

「違う」

「朝日は全面で、日経は小さいってこと?」

「違う」

「じゃあなんだ?」

「朝日は宇宙とヤマトと地球。それだけだ。しかし、日経は宇宙とヤマトと地球とスターシャ」

「違いはスターシャだけかい」

「だがそれは重要だ」

「どういうこと?」

「朝日の広告にはキャラが不在なんだよ」

「キャラが不在だと何が面白いわけ?」

「実はね。ヤマト2199に際して出てきた発言で興味深かったものがある」

「それはなんだい?」

「【ヤマトの主人公は沖田である】という古代が主人公だと思っていた者には容認できない話の前に、【ヤマトの主人公はヤマトである】というキャラですらない発言も飛び出していたのだよ」

「まさか……」

「その時点で既にキャラが不在の価値観があるのだよ」

「そうすると、キャラ不在の思想性がヤマト2199から2202に継承されている可能性がある?」

「スタッフの大多数は継承されているのだ。そういう継承性はあっても不思議ではなかろう」

オマケ §

「まさか。2202はヤマトが主人公なんてことは……」

「実はアンドロメダが主人公かもしれないよ」

「ぎゃふん」

「12人のアンドロメダ・シスターズがあなたを歓迎しますにゃん」

「やめてくれ」

オマケ2 §

「で、君は誰がヤマトの主人公だと思うのだ?」

「古代」

「あんなダメ野郎でいいの?」

「ダメ野郎だから主人公になれるのだ」

「分かった。逆説的に沖田はダメじゃないから主人公になれないわけだね」

オマケIII §

「その理屈で行くと欠陥戦艦アンドロメダは主人公になれるぞ」

「みんなが待っているアンドロメダはなぜか高性能新鋭艦なのだ」

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §