2017年03月09日
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感想・映画「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」

Written By: トーノZERO連絡先

「のび太の日本誕生は、映画ドラえもん最多の観客動員数と言われているにも関わらず、内容はかなりのガッカリものだった。とりあえず伏線無用のタイムパトロールが何とかしてくれましたという、安易きわまりない話で、論評に値するものではなかった。自分がもしドラえもん映画を選ぶとしたら間違いないベスト候補に入れない」

「酷い言い方だな」

「それだけ出来が悪かった」

「だから、リメイクの 新・のび太の日本誕生にも期待していなかったのだね?」

「そう。ところが、テレビで放送された 新・のび太の日本誕生を見てビックリ。はっきり言ってダメな箇所が全部なおっていて、まともに良く出来た映画に化けていた。これは脱帽だ。結局、【あそこは出来が良くないねえ】と思いながら見ていた自分も心と同じものがスタッフにもあったのだろう。感動した」

「それは重要な話?」

「自分は一人じゃないと思えるからな。他にもキュウレンジャーには【そうだ、これが見たかった】という要素があって、トラウマが解消されたような気がする」

「新・日本誕生とキュウレンジャーはトラウマの解消?」

「そうだな」

「でも、それは君の心の問題だろう?」

「そうだよ。あくまで個人的な感想だ。一般性はない」