2017年04月21日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1298 count

頭でっかち過ぎる主力戦艦に筋の通った解釈を考える

Written By: トーノZERO連絡先

「PS2版とそれを踏襲したヤマト2202の主力戦艦は艦橋上部が大きすぎてバランスが悪い。水に浮かんでいたらいかにも転覆しそうだ」

「それで?」

「しかし、そのバランスの悪さと、さらば/2時代の外見とのギャップに強引に筋を通す解釈を思い付いた」

「なんだよそれは」

「転覆トリオだよ」

「それを言うなら転覆事件だろう。それでどんな解釈だ?」

地球防衛軍は主力戦艦を量産しようとしたが有事のことを考えればそれでも不安である。そのため、主力戦艦に可能な限りの武装を追加し、艦橋最上部に大型艦橋砲まで追加したがその結果、構造的な脆弱性を抱え込むと同時にトップへビーとなり著しくバランスを欠くこととなった。その結果、完成したばかりの最新鋭艦トモヅルの転覆事件、演習中に宇宙嵐に遭遇して多数の艦に損傷を発生させた第4宇宙艦隊事件を経て、過剰な武装の搭載を戒める動きとなり、主力戦艦は船体を補強すると共に主砲塔の小型化や大形艦橋砲の撤去などが行われた。この改造により戦力低下と重量増加が起きたが、問題が起きる頻度が減ったためどこにでも派遣可能になり、より広範囲での活躍が可能になった。白色彗星戦役時には、約半数の主力戦艦が改造済みであり、残りは順番待ちの状態にあったが、ドックに入っていて戦場に駆けつけられなかった数隻を除き壊滅した。

「で、この解釈に君は満足かい?」

「いいや」

「なぜ?」

「せいぜい1年ぐらいの間に、戦艦の建造と事件と調査と検討と改造が起きないと筋が通らないからだ。しかも波動砲装備の戦艦だけでも全世界に数十隻」

「それは無理があるスケジュールだ」

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §