改題【女体化ＴＳＦ・神さまお願い僕も今日から女の子】

　【神さまインフレーション】は、【ＴＳ少女ルマ・神さま、賭けに勝ったら女体化だぜ　～神さまインフレーション～】に改題してアダルト扱いに変更しましたがやはり売れなかったので、更に改題してみました。新しいタイトルは【女体化ＴＳＦ・神さまお願い僕も今日から女の子】です。

　電子書籍は売れる本もあれば売れない本もあるのが現状で、売れない本はなぜ売れないのか。売れる本を参考に考えていました。特に、中身が良く出来ているのに売れないという理由で読まれないのは面白くはありません。書いた手間が大いに無駄です。そういう意味で、【神さまインフレーション】は是非とも読者に読まれるべき小説だと思いますが、読まれるためならあらゆる手を使うべきだろうと思います。

　なぜ改題かといえば、結局読者はタイトルと極小のサムネール画像ぐらいしか見ないで最初の選択を行うからです。読んで面白いかどうかは一切関係ありません。何しろ最初に選択する段階では、読んでいませんから。

嘘は付いていないのか? §

　本作の本来のテーマは【大幅に自分有利の賭だと思ったら上手く行かない】という部分にあります。相手は神さまです。その際、神さまの奇跡を必要とする願望として主人公の女体化願望が出てくるわけです。そのため、ストーリー的に賭と女体化願望は表裏一体で進行します。そのため、【神さまと賭をする話】と説明しても、【神さまに女体化してもらう話】と説明しても嘘になりません。

　そうすると、どちらを強調する方が有利かという決断の問題になりますが、【リバーシブル】【リ・バース・リバーシブル】は2冊合体して【ふたなり女子大生翔＆ルイ】と改題しただけで売れるようになった経緯があるので、おそらく賭より女体化を前面に推した方が売れるであろうという読みによって決断しました。

　まあ要するに、売れて読まれればそれで良いのですよ。著者としては。高尚な見かけを与えられるか否かはあまり関係ありません。

とはいえ §

　とはいえ、神さまインフレーションは好きなタイトルだけどなあ。このタイトルありきで構想した物語ですから。消えてしまうのは惜しい。でも、読者の心に届かないのであれば致し方がない。