2017年04月30日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 1509 count

鉄道博物館(大宮)

Written By: 川俣 晶連絡先

「なぜ行こうと思ったの?」

「大宮で用事が発生したからだ」

「あくまでついでだね」

「でも、行きたかったのは事実だ」

「なぜ?」

「そこに蒸気機関車があるからだ」

「成果はあった?」

「あったとも」

「どんな成果?」

「C51 5のテンダーには【17立方米】の銘板があった。C57 135は台車が見慣れない形だったので調べたところ、1次車と2次車で台車を入れ換えた実例の個体だった。つまり、大蔵運動公園と同じC57の1次車でありながらテンダーは違うものが付いている。ちなみに、C57 135はATS-S装備でボイラー上に重油タンクがあったものと思われる」

「重油はドームの形状からの推定だね」

「既存資料からも自分の見立てはおおむね肯定できる。目が肥えてきたな、自分」

他の感想 §

「他の感想を頼む」

「当初時間が余りそうだと思ったが、全部歩いたらそんなことはなかった」

「それで?」

「昼の12時になったら出ようと思ったので、出ようと思ったらC57 135を転車台でまわすというので見てしまった。そして、そのあとでC57 135の正面の扉を開くというので、そこまで見てしまった。扉を開くのは1年に数回だそうだ」

「他の感想になってない気が……」

「それから、奥の奥にDD13とキハ11があったのは感激した」