「美女と野獣を見たついでに、気になったがまだ見ていないリロ&スティッチを見てみることにした」
「それでどうだった?」
「開いた口が塞がらない」
「どんな風に?」
「宇宙人パートはスタートレックだろ、これ。可愛い小動物と可愛い少女の映画という漠然とした予感が裏切られた。可愛くない破壊生物と、可愛くない少女の映画であった」
「えー」
「結局、ディズニーはオールタイム攻めていた、ということかもしれない。昔も今も。黄金期も停滞期も今も」
「感想はそれだけ?」
「いや、ストーリーラインはジェターマルスだろう。創造された最強の存在が力を振るってはならないことを学んでいく。これは参った」
「なぜ参ったの?」
「同じモチーフで小説・AIの反乱: 全人類収容所移送計画【Kindle版】を書いているからな」
「それ、インサイドヘッドと同じパターンだね」
「狙い目が似てるから、どんどんディズニーが他人に思えない」