2017年05月23日
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完結編最大の問題とは何か・水路跡探索家の視点から見ると

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「また古い話を行こう」

「またかよ」

本文 §

「水路跡探索家の視点で見ると」

「見ると?」

「水路が残っていない場合でも様々なヒントから経路を推定できる」

「たとえば?」

「水は自力では坂を上がれない」

「確かに」

「サイフォンの原理等で一時的に低い部分を通す方法はあるのだが、基本的には高いところから低いところに流れるのが基本。だから天然河川は土地の高低を見るだけで、だいたい経路は推定できる」

「天然河川ってことは人工水路は?」

「人工水路は標高の高いところをできるだけ流そうとする」

「なんで?」

「自然流下で水を周辺地域に流したいからだ」

「なるほど。高ければ低い場所に流せるのだね」

「そうだ。そして水には絶対に出口が必要だ」

「なんで?」

「水が入ってくる一方で出ていないとしたら水びたしだ」

「なるほど」

「そういう観点で完結編を見ると、最大の問題は水の出口が無いってことだ」

「アクエリアスの水が地球に来たら、戻れないってことだね」

「そうだ。最大限譲歩してアクエリアスの水が地球に来るとしても、その水はもうどこにも行けない。地球を水没させたまま、水が引くことはない。出口が無いんだ」

「普通の河川だとどうなるわけ?」

「最終的に海に流れる」

「海から蒸発して雨が降って川で海に戻るサイクルがあるわけだね」

「アクエリアスの水は外の世界から来るからサイクルの外になる。つまり、サイクルの水の総量が増えるだけなんだ」

「つまり、増えた水は永遠に海か水蒸気か雨か川の形で存在し続ける訳だね」

「そうだ。だから、地球の文明を水没させたら。水が引いた後でディンギル人が移住することはできない。水は引かないんだから」

「えー」

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