「ヤマトの全長はSBヤマトやヤマト2199で巨大化している」
「それで?」
「でも、社会的な存在感はむしろ小さくなった」
「それはどうして?」
「実はね。ヤマトは多くの人にとって心の故郷だった。それは心の中で大きいものであった。そしてここが重要。心の中のヤマトはどんなに矛盾していても全て問題なく併存する」
「ふむふむ。それで?」
「しかし、具体的な映像が与えられた瞬間、それは描かれた映像のサイズに縮退してしまう」
「心の中の映像は?」
「もはや、それがヤマトとは承認されなくなる。ヤマトとは目に見える存在であり、それと異なるものはヤマトではないとして見える」
「心の中のヤマトがカウントされなくなって、ヤマトファンが見ているヤマトになって、存在感はむしろ小さくなってしまうわけだね」
「そうだ。今のヤマトはとても小さいよ」
オマケ §
「大きくなるよ小さくなるよ凄いよ」
「夢見てた不思議な世界へ、また今日も連れてって」
「ヤマトが反乱を起こして発進しました!」
「また今日もか」