「宇宙戦艦ヤマトは男ばかりで女性差別的である、という立論は可能だろう」
「女性の役割は補助的な任務に限られるわけだね」
「しかし、女性が戦闘機に乗ったりする復活篇以降のヤマトは明確に変化が見られる」
「女医が強引に戦闘機に乗ったりね」
「うん、復活篇、SBヤマトは割と重要なところに女性が絡んできて、女性の存在感がある」
「ならそれでいいわけだね?」
「そこまでならな」
「は?」
「ヤマト2199になると、なぜか女性がヤマト艦内の重要な役割を担わなくなってしまう」
「女性キャラは増えたよ」
「でも、たいてい下っ端」
「復活篇だと真帆と部下が意思決定の鍵を握るし、SBヤマトは森雪がブラックタイガーのエースだが、ヤマト2199になるとそこまでの影響力のあるキャラがいないってことだね」
「実はユリーシャは影響力があるのだが、彼女はヤマト乗組員じゃないのだよ」