Written By: トーノZERO
「あなたが落としたのは、弟と遊んでいたボールですか? それとも森雪を巡る古代との恋のゲームですか?」
「いいえ。俺が落としたのは自分の命です」
「正直者のあなたには、全てさしあげましょう」
「やった。命も戻って来たぞ」
「取り戻した命で、雪とデートしながら同時に弟とボール遊びとは大変ですね」
「命がいくつあっても足りない」