「世の中はアンドロメダ素晴らしい、アンドロメダかっこいいの歓声に溢れているが、それには乗れなかった自分がいる。ぽつんと取り残された」
「なぜそうなった」
「さあ。なぜだろうね」
「分かった。本当は聖闘士星矢のアンドロメダの方がいいとか」
「1/350空母ガンビアベイに錨のチェーンを接着していたとしても、ネビュラチェーンは関係ないなあ」
「じゃあ、君が良いと思うアンドロメダってなんだよ」
「実はひょんなことからそれが分かった」
「なんだい?」
「ACE COMBAT 5の情報通信艦アンドロメダ」
「なんだそれは」
「MISSION 27『ACES』の発艦前自機の向こうに見える艦がアンドロメダだ。10年ぐらい前に自分が明らかにしていた」
「よく分からないな」
「同じ【艦】だから宇宙戦艦ヤマトと距離感は近いようで非常に遠い」
「凄く遠いね」
「ところがね。ある事実に気づいた」
「それはなんだい?」
「ACE COMBAT 5といえばナムコ。しかし、宇宙戦艦ヤマトの商品展開はバンダイが行っている。遠いように見えた」
「そうだね。企業の壁は大きいよ」
「でもね。いつの間にかバンダイナムコが成立して、バンナムの愛称で呼ばれている。事実上のACE COMBAT 5の続編となるACE COMBAT 7はバンダイナムコの製品」
「バンダイグループの中か! 位置が近い!」
「既に、宇宙戦艦アンドロメダと情報通信艦アンドロメダは兄弟ぐらいの距離間に接近しているのだろう」
「どっちが好きでも大差ないってことだね」
「そうだな」
「じゃあ、君も宇宙戦艦アンドロメダ買え」
「うわ。ネビュラチェーンで拘束された」
「買わないと解放してあげないぞ」
「助けてアテナを守る聖闘士」
「無理。ネビュラチェーン使ってる人が既にアテナを守る聖闘士だから」
「じゃあ、助けてラーズグリーズの悪魔」
「無理。ハーリング大統領とニカノール首相しか助けてくれない」
オマケ §
「そんなに距離感が近いなら、ならばどうしてバンダイはACE COMBAT 5シリーズを発売しない」
「ACE COMBAT 5の登場兵器はほぼ全てモデルがあって、スケールモデルが存在する。違うのはマーキングぐらいなので、実はデカールだけあれば製品が成立してしまう。バンダイが製品をゼロから開発する意味はあまりない」
「純粋な架空機は?」
「FALKENはバンダイがプラモにしたことがあるよ」
「なるほど」
「しかし、バンダイFALKENに対して【なぜ1/100なんだ】という意見を多く見るが何となく分かる」
「なぜ?」
「デカすぎるんだよ。1/72にすると」
「ヤマト2199シリーズが1/700ではなく1/1000になっている理由と同じだね」