2017年11月15日
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続・感想・「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか

Written By: トーノZERO連絡先

「1つ気付いたことがある」

「それはなんだい?」

「西崎さんはSFの素人で何も分かっていなかったという記述だ」

「それはなんだい?」

「西崎義展はアニメのプロであったのは事実であったが、SFは素人だった」

「それで?」

「松本零士も漫画のプロではあったがアニメの素人だった」

「それで?」

「この素人感覚が、実は重要だったのではないか。普通の作品とは違うものを作り出した原動力だと思う」

「つまりなんだい?」

「ヤマト2199/2202の最大の欠陥は、素人感覚の無いプロが作ってしまったことではないか」

「えー」

「これには2つの見方がある」

「というと?」

「プロが作ると最後まで見通せるので、型破りなことはしない」

「無茶はしないわけだね」

「そして、もう1つ。自分が素人であることに気付けない」

「えー」

宇宙戦艦ヤマト

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