2017年11月30日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1731 count

新宇宙戦艦ヤマトの謎・なぜあの変な設定は産まれたのか

Written By: トーノZERO連絡先

「松本コミック版新宇宙戦艦ヤマトは明らかに設定がおかしい。同じ名前を継承しつつ千年を過ごすとか、それはあり得ない」

「そうだね。そこが白ける一因だったね」

「でもね。YAMATO2520と大ヤマト零号は立ち位置が似ているということから、1つアイデアを思い付いた」

「それはなんだい?」

「まず新宇宙戦艦ヤマトとはYAMATO2520の対抗企画として存在したもの、という前提を置く」

「そうするとどうなるんだ?」

「YAMATO2520には、古代進抜きでヤマトと言えるのか、という批判が付いて回る」

「だからどうだというのだ」

「YAMATO2520の弱点を補強した新企画を作るためには、古代進を登場させねばならない。しかし、若者の古代進を再登場させる余地はない。2520年より未来を設定しなければならないからだ」

「だから3199年なんだね?」

「必然的に、【同じ名前を継承した子孫】という設定に辿り着く」

「なるほど。しかし、復活篇のアプローチは違ったね?」

「そうだ。若者の古代進を再登場させる余地はないので、中年パパの古代進を登場させた。一応それで丸く収まった」

「松本コミック版新宇宙戦艦ヤマトは丸く収まらなかったのだね」

「さすがに無理が多かった」

「で、無理はどうなったんだ?」

「やはり古代抜きのヤマトが大ヤマト零号としてそこにあるわけだ」

宇宙戦艦ヤマト

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