2018年03月10日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 1184 count

14万8千光年と14万4千人の狭間に何があるのか

Written By: トーノZERO連絡先

「実は、【我は神なり】を見てハッとした。14万4千人という言葉が出てくるからだ」

「それは宇宙戦艦ヤマト的なSFなのかい?」

「いや。宗教詐欺映画だ」

「じゃあ14万4千人とは何?」

「聖書に出てくる」

ヨハネの黙示録より

7:3「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。

7:4 わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。

「ヨハネの黙示録か。終末とは宇宙戦艦ヤマト的だ」

「そこからハタと気付いた」

「それはなんだい?」

「光速を超えていない人類には10光年でもはるかに遠い。それなのに、14万8千光年は無駄に遠い。ドラマ的な必然性に乏しい。事実初期の企画はもっと近くに行く」

「それで?」

「実は、黙示録の14万4千人になぞらえた14万4千光年ありきだったのではないだろうか。14万4千とは神に選ばれたしもべの人数だ。イスカンダルという希望への道筋に相応しい数字だろう。そして、14万4千光年に近い場所として大マゼラン雲が選ばれたのではないだろうか。そして、大マゼラン雲が選ばれたことで逆に14万4千光年が14万8千光年という数字で上書きされてしまったのではないだろうか」

「誰が黙示録の14万4千人を発想したのだろうか?」

「それは聖書の数字であり、SF的ではないから誰でも発想しうるだろう」

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §