「君は遙かなる星イスカンダルに反対する立場なのか?」
「まあ、いろいろ肯定できない要素はあるな」
「では買っていないの?」
「発売当時リアルタイムで買ってプレイしている」
「では君は肯定なのか否定なのか」
「ここで1つ分かりにくい問題がある。遙かなる星イスカンダルを買ってプレイしたことは肯定とは結びつかないが、容易に肯定と理解できることだ」
「作品は支持された。この売れた本数を見よ……ということだね」
「これも面倒くさい話で、何が望みだったのか、何をすれば良かったのか、容易に迷宮入りできる」
「つまりなんだい?」
「もし、遙かなる星イスカンダルが支持され肯定されたタイトルならばヤマト2199は確かにファンの最大公約数的な内容と言えたのかも知れない」
「実際はそうではなかった?」
「実際にはかなりの取りこぼしと怨嗟と憎悪を残しただけ」
「そして、肯定派との終わらない戦争が始まるわけだね?」
「ヤマトファン銀河100年戦争の始まりである」