スタジオぬえ教批判【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

「最近遭遇する不愉快な出来事の類型の1つを集約すると【スタジオぬえ教】とでも言うべき問題だと思った」

「スタジオぬえ教とはなんだ?」

「単純に、スタジオぬえとは何か素晴らしい価値であり、それが好きであったり思い入れがあるのが当たり前という信仰。強い思い込みだな」

「君は違うのか?」

「そういう思い込みはないよ」

「そもそも、スタジオぬえ教のいったい何が問題なんだ?」

「列挙してみよう」

「でもさ。君はゼロテスターは好きだったのだろう?」

「そうだな」

「でも、スタジオぬえは好きではない?」

「好きじゃないね」

「なぜ嫌う?」

「【スタジオぬえ】という価値観は虚構に過ぎないからさ。実際はそれに属する複数の人はそれぞれに仕事をしていて、その中身には差がある。それにも関わらず、それに包括的な【スタジオぬえ】というラベルを貼って、宗教の世界に押し込むことで神格化してしまうのは何かが違うと思うよ」

「個別の誰かの個別の仕事以前に、【スタジオぬえ】というラベルそのものが気持ち悪いだけだね?」

「そう。それは人ではない」

オマケ §

「君が評価するものはなんだい?」

「テスター2号なんて良かったと思うよ」

「なるほど」

「で。当時クラッシャージョウのミネルバを見てコクピットがテスター2号みたいだという感想を持った」

「それで?」

「でも、ミネルバにはテスター2号に感じた冴えは感じられなかった。何かが違うのだろうが、内部事情は一切知らないからな。何も論評できない」

「えー」

「クラッシャージョウ系は、原作文庫本では特に文句は無かったが、アニメ映画になった時に少しガクガクっと何かが変わった気がしたが、それが何だったのか、なぜそれが起きたのかまでは知らない」

「さらば宇宙戦艦ヤマトでいえば、バルゼーは良かったと思うが、ナスカは疑問が残る(ここはプラモデル名称でお送りしております)」

「なぜそんな差が?」

「さあ。そんな内部事情は知らない」

「ヤマト2は?」

「取りあえず、ヤマト2の途中からメカデザインの要員がぬえから変化していく状況はあったようだ」

「比較してどう感じる?」

「ぬえの方が当時のマニアのツボを良く分かっていてそこを突いていた印象は受けるのだが、客観的なデザインの質まで特に高いわけではないと感じた」

「つまり、ヤマトの現場はヤマト2で一回【スタジオぬえ】教からは切り離されるわけだね?」

「おそらくな」

「でも最近またヤマト界に【スタジオぬえ】教が侵食しているわけだね?」

「そのあたりの詳しいことは何も知らないよ」