2018年08月01日
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感想・映画「インクレディブル・ファミリー」【ネタバレ注意】

Written By: トーノZERO連絡先

「8/1だから1本ぐらい府中で映画を見ようかと思った」

「候補は?」

「ポケモンにするかインクレディブル・ファミリーにするか迷った。当初73ぐらいでポケモンの方が見たかったが、時間的に都合が良かったし、映像技術も見たかったし、赤ちゃんというテーマが未来のミライともかぶるのでインクレディブル・ファミリーを見ることにした。この時点で期待度は37ぐらいに逆転していた」

「実際に見てどうだった?」

「ごめん。間違ってた」

「何が間違ってたの?」

「この映画に流れる濃厚なサンダーバード感。これは是非見るべき映画だった」

「濃厚なサンダーバード感とは?」

「スパイアクション風のBGMは実はサンダーバードに似ている。そして、頭が大きい人形等身のキャラクター。暴走する列車や客船を阻止する展開。洗脳。ブラウン管が出てくるレトロ感ある未来メカ。更に何よりファミリーという点が大きい。家族構成は違うが、ともかくファミリーの映画だ」

「それだけ?」

「最初に出てくるメカがドリル地中メカで、ジェットモグラ風。そして、エンディングの最後に出てくるのもジェットモグラ。まさにそれが狙い目だろう」

「それが分からないと楽しめないの?」

「そんなことはない。十分に、インクレディブル・ファミリーとして面白い」

「じゃあ、なぜサンダーバード感?」

「おそらく、インクレディブル・ファミリーはファミリーの映画であるから、ファミリーつながりでサンダーバード感を入れたのだと思うよ。分かったかね、スコット」

「はい、パパ」

「最後に登場する客船は水中翼船。水の中にのぞき窓があるが、水中翼で船体が持ち上がると、海面を見下ろす感じのキャビンになる。この感じはスカイシップ1っぽく感じられたよ」

「じゃあさ。映画としての見どころはどうだ?」

「バラバラだった家族が最後に一つになるのは、話として良いし、育児にボロボロになる父親も良かった。それから赤ん坊がジョーカーとして機能して、何が起こるか分からないことも物語的に良かったと思うよ」

「面白かったわけだね」

「良く出来ていた」

「じゃあさ。未来のミライとの比較は?」

「似ているのは、子育てにボロボロになる親……ぐらいかな。共通点は。かなり狙い目は違う感じだった」

「見て良かった?」

「非常に良かった」