「100点ではないが、怪獣映画としてはかなり良い線を言っていたと思う。これがシンゴジラというクズ怪獣映画の人気を受けて公開されたと思うなら、奇跡的にまともになっている。というか、これはシンゴジラのどこがダメかを添削したような内容だよなあ」
「その意見に日本の怪獣マニアは納得しないと思うよ」
「おそらくそうだろう。見ているところが根本的に違うからな」
「どこが良かった?」
「あくまで人間対怪獣に徹したところ。怪獣対怪獣じゃ、人間が感情移入できる余地がない」
「それから?」
「あくまで組織としての戦闘が描かれたこと。パワードスーツもただの雑魚兵器。作戦と組織力で勝った。それは良かった」