平山城址公園【▲→川俣晶の縁側→歴史と文化→歴史資料館巡り】

「多摩動物公園駅から平山城址公園駅まで歩いた時、実は平山城址公園そものに行ったことがないことに気付いた」

「それで?」

「行ってみたよ」

「感想は?」

「死ぬ思いだった。尾根道を延々と歩いたよ。凄く歩きにくかった。それなりのハイキングだよあれは」

「えー」

「猿渡の池まで行って引き返してきた。あちこちに通行不能の道があったよ」

城址? §

「ここは城址なのかな。見張所があったと書かれているだけで、別に城があったとは書かれていない」

「なんてこった」

「実際に、城址という印象は無かった」

「平山城址公園駅から公園に歩く際のノウハウはいろいろできた」

「説明してくれ」

「最短コースは行かない方がいい。回り道に見えても、整備された舗装道を行く方がずっと楽。山道を辿るより、住宅地を通って平山配水所近くの階段を上がる方が楽」

「それから?」

「バスが使えるならバスで平山城址公園まで行くこと。公園内は非常に広い。一回りするだけでも一苦労だ。苦労して公園に行くとその体力は残らない」

「他には?」

「地図にない道がある。現地で混乱しないように。地図上で行き止まりに見えてもその先がある場合がある」

「めんどくさいね」