2019年03月28日
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三百字小説『アンドロイドは電気執事の夢を見るか』

Written By: 遠野秋彦連絡先

 僕はアンドロイド。人型ロボットだ。今日も人間の代理で元気に働いている。

 しかし、最近気になる商品がある。

 電気執事だ。

 雑用を全て処理してくれる電動メカだ。

 こいつがあれば、仕事に専念できる。

 僕は電気執事が欲しくなった。

 しかし、金はない。

 僕は全能の羊に相談した。

 「いちばん安上がりに電気執事を手に入れる方法を教えて下さい」

 「アンドロイドの身体に執事ソフトをインストールしなさい」

 僕は、アンドロイドから電気執事に進化した。

(遠野秋彦・作 ©2019 TOHNO, Akihiko)

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