「これはもの凄く良くできてる映画だ」
「どこがいいの?」
「成長したサトシは、かつてのタケシのような導き手の立場に立つはずだが、物語は終わることを許されないので、いつまでも成長しない。ところは、この映画に限ってはサトシが導き手になっているのだ。みんなを連れて問題の解決へと向かう。そして、ポケモンをゲットする喜びは他のキャラによって描かれる」
「それは本来あるはずだったのにずっと奪われていた物語ということだね」
「他に繰り返し登場する謎のDJの正体という意外な結末も付くし、嘘つきのおっさんが主役格なのも良かった。ウソッキーも良かった」
「百点?」
「ちょっと?な演出もあったが、それでも十分にお勧めできる映画になっていると思う」