2020年01月12日
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謎の書籍・昭和12年【海軍物語 輝く海城】西崎義男著 家の教育社

Written By: トーノZERO連絡先

 少々気になる書籍がヤフオクに出ていた。西崎義男は、宇宙戦艦ヤマトプロデューサの西崎義展と名前が酷似している。また、軍艦を扱う本を出すとは、西崎義展らしいとも言える。

 どの辺りが謎かと言えば国会図書館にもなく、正体が良く分からない。

 しかし、時系列的に西崎義男が西崎義展とは考えられない。昭和12年なら西崎義展はまだ3歳である。

 西崎家の親族に西崎義男という人物がいて、その名前をもらって西崎義展という子供ができたのかと思ったが、西崎義展は芸名であって本名ではない。

 また、西崎義展の父、二人の祖父の名前も義男ではないらしい。

 ただし、西崎義展が芸名ならば西崎義男も本名ではないかも知れない。

 西崎義男の親族に、昭和12年に子供向けの軍艦の本を書きそうな人物はいるか。

 すると、【母方の祖父は予備海軍少将ののち日本製鋼所の役員となった水谷叔彦】という名前が浮上したが、彼が西崎姓を名乗る理由があまり考えられない。

 取りあえず分かることは多くない。

 しかし、以下の仮説は立てられる。

  • 幼少の西崎義展は子供向け書籍【海軍物語 輝く海城】に強い感銘を受け、軍艦に対する興味を持つと共に、自らの芸名を著者の西崎義男にあやかって西崎義展と決めたのではないか

 このあたりの調査検証は、こちらの守備範囲のフィールドからはかなり離れているので、他の誰かに任せよう。

補足 §

 ちなみに、【海軍物語 輝く海城】が子供向け書籍というのも、家の教育社は子供向けの書籍を多く出版していることからの推定に過ぎない。(家の教育社の本は国会図書館に15冊ぐらいあるが、かなり足りない)

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