2020年01月14日
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HP Laptop 15-db1000 ベーシックモデルG2 (15-db1050AU)

Written By: 川俣 晶連絡先

「現在自宅で使っているノートはCheomeを実行するには非力すぎると分かったので、慌ててネットでオーダーしたら届くまで約一ヶ月かかった」

「なぜ一ヶ月も」

「大人気機種だったらしい」

「なぜだろう?」

「実は、RAM8GBでPCIe NVMe M.2 SSDで安価という条件を付けると候補が異様に少ないことが分かった。同じモデルに人気が集中するわけだ」

「なるほど。君の選定条件は?」

「まさに、この3つ」

  • RAM8GB
  • NVMe M.2 SSD
  • だいたい5万円以下

「その心は?」

「メモリ4GBでChromeは論外。壊れかけの現行マシンにメモリ増設するぐらいなら買い換えたい。最低8GB。買い換えるなら、長期使用が原則。SATA接続のSSDが遅いことはもう分かっているので、明らかにNVMe M.2 SSDにしておかないと後で後悔する。実はCPUは割とどうでもいい。転送速度さえ稼げれば重い処理はリモートでデスクトップでやらせる。将来性を見込むなら5万円ぐらいまでは出しても良いができるだけ安くあげたい」

「結果としてこの機種ということだね」

「そうだ」

「実際に買った機種の詳細はどうなんだい?」

https://jp.ext.hp.com/lib/jp/ja/products/portables/personal/spec_pdf/15_db1000_d.pdfなどを元にするとこんな感じ」

  • HP 15-db1000 シリーズ
  • ベーシックモデルG2
  • 15-db1050AU
  • AMD Ryzen™ 3 3200U (2.60GHz-3.50GHz, 1MB L2キャッシュ)
  • ピュアホワイト
  • 8GB (4GB×2) DDR4-2400MHz
  • 256GB SSD (PCIe NVMe M.2)
  • 15.6インチワイド・フルHD・ディスプレイ(1920×1080)
  • AMD Radeon™ Vega 3 グラフィックス
  • DVDライター
  • 日本語配列、テンキー付き
  • IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2
  • 約 2.0kg
  • 最大 8 時間

「実際にセットアップしてみてどうだった?」

「画面がタッチ操作に対応していない他は全て希望通りと言えるが、タッチはそもそも条件に入れていないし、タッチなしのマシンをずっと使ってきたのでまあ無くても困らないと言えば困らない」

「なるほど。では他に何か気付いたことは?」

「光学ドライブは無くてもいい。サイズがやや大きい。テンキーがあるからだろう。テンキーとフルキーの間に隙間がないから指で触って区切りが分かりにくい。あと重さも少し重い。でも、これらは致命傷じゃないからいいか。むしろ、Fn使わないでPageUp/Downが押せるのは良い特徴ではないか」

「他に何か良くなったことはある?」

「音も割といい。ついでに初Ryzenマシンとなる。あと、画像解像度1920×1080は、解像度アップで、ピクセル数だけなら仕事場のパネルと同じ。かなり広く使えるぞ」

「あまり広く見えないよ」

「画面が125%の設定になっていたからだ。100%にするとデスクトップ機と同じぐらいの広さに見える」

「なるほど」

「これを使って久々に自宅でソース書いてみようかな、という気にもなる」

「前のマシンでは書いていないの?」

「限定的な用途でしかソースを書いていないよ」

「理由は?」

「SSD128GBじゃ大したことはできないし、画面も狭いしメモリも足りない。UWP開発は最低限できていたが、Web開発はきついだろうね」

「なるほど。Chrome起動するだけで辛いマシンでWeb開発は難しいね」

「今回の件で痛感したが、今はもうRAM8GBはミニマム。RAM4GBは相当割り切った専用機じゃないと無理」

「なんで前のDELLのノートは4GBだったんだよ」

「その時は2GBのマシンだらけだったので、【2GBは論題。最低4GB】と強行に主張して4GBのマシンを探したんだ。事実として2GBマシンで陥りがちな地獄は見ないで済んだ。Chromeの問題さえ無ければ割と良かったんだよ。まあ相当遅いけど」

「じゃあ、今回の買い物はどうなんだ?」

「細かいことはいろいろあるにせよ、安いから全部許す。何より、RAM8GBでPCIe NVMe M.2 SSDというのがいい。何でもサクサク反応する。これでこの先数年はたぶん戦える」