2020年07月05日
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イナズマイレブン・世界への挑戦編第76(2回目)、77(2回目)、79、80話感想

Written By: トーノZERO連絡先

  • 76 代表交代!?最強の挑戦者たち! (2回目)
  • 77 究極対決!久遠ジャパンVS瞳子ジャパン!! (2回目)
  • 79 豪炎寺の決意!
  • 80 最後の試合

瞳子ジャパン戦 §

 というわけで、瞳子ジャパン戦、2回目です。

 本放送のときも見ているから3回目という突っ込みはあり。

 瞳子ジャパンは正式にはネオジャパンという名前の模様。

瞳子ジャパンの戦力分析 §

 瞳子ジャパンは、砂木沼の指揮能力、選手層の厚さから来る手数の多さ、瞳子監督の先読みの鋭さなどから、相当強いことが予想できます。弱点は実戦経験が乏しいことでしょう。

 このことから考えると、もし予選1回戦後ぐらいまでの日本代表であれば、負けていた可能性が高いと言えます。その時点での日本代表も実戦経験が十分ではありません。

 しかし、けっこうな難題だったデザートライオン戦を経験してしまった日本代表は、状況に適応して勝つという全く新しい次元に足を踏み出していて、そこは破れなかったことになります。

 とはいえ、飛鷹がやってくれなかったら同点で引き分けだった可能性もあり、ここは【飛鷹抜きなら両者互角】と判断しておきたいと思います。

 つまり、飛鷹をチームに加えた慧眼が久遠監督の強みであり、飛鷹のようなメンバーを加えられなかったことが瞳子監督の敗因です。

そもそも瞳子ジャパン戦とは何か §

 そもそも瞳子ジャパン戦とは何であったのか。

 「日本代表の座を賭けて勝負よ!」といきなり乱入するのは常識的にあり得ません。

 改めてじっくり見ているとヒントになったのは3つ。

  • 久遠と瞳子は互いを知っていたが初対面だった
  • 秋は久遠が優秀な選手を引き抜く気ではないかと推定している
  • 瞳子監督は自分のチームの子供達を世界に連れて行きたいと思っている

 そのことから考えると、以下の点が推定できます。

  • 久遠と瞳子を仲介した人物がいる
  • 試合の目的は引き抜きである、むしろ選手の入れ替えと言っても良い
  • 入れ替えの対象は全員である。そこには監督も含まれる

 仲介した人物はおそらく響木でしょう。

 選手の入れ替えが必要とされるのは、【才能の解放が遅い虎丸】【態度だけでかい不動】【素材はいいのになかなか上手くならない飛鷹】などがいれば分かります。【指揮能力は高いが過去のいざこざから引っかかることもある鬼道】という問題もあります。そして、久遠の采配にはかなり分かりにくいところがあり、久遠も交代の対象になり得ると考えた人がいても不思議ではありません。

 この入れ替え戦での久遠の思惑はおそらく弱点となった選手の補強、入れ替えです。しかし、結果として選手達の進化が著しく、入れ替えは不要になったものと思います。特に【才能を見せた飛鷹】は大きいでしょう。

 この入れ替え戦での瞳子の思惑はおそらく、一人でも多くの選手を日本代表入りさせること、最も望ましい結末は瞳子を含む全員が入れ替わることです。

瞳子ジャパンの敗因 §

 瞳子監督は、駆け引き、読み合いの傾向がやや強く、雷門の監督時代とはやや趣が異なります。

 隠し球として伏せておいた強力な技をもし序盤に惜しみなく投入して大量得点していたら結果は分かりません。

 技の多彩さを見せつけるために、得点チャンスを逃していた可能性もあります。

 そういう意味で、勝利への執着が往時よりも薄いのが敗因かも知れません。

 あるいは、少年達への思い入れが強くなりすぎたとも言えます。

瞳子ジャパン戦の総論 §

 瞳子ジャパンは完成されたチームであり、明らかに未完成の久遠ジャパンよりも強かったと言えます。久遠ジャパンは未完成であるがゆえに伸びしろがあり、理想はもっと高かったと言えます。そのため、実際に対戦すると僅差で久遠ジャパンにアドバンテージが出たのではないかと思います。

 そして、選手のスカウトが一人も発生しなかったのは、久遠が欲しかったのが完成していない選手(伸びしろがある選手)だったからでしょう。

そして豪炎寺編へ §

 79話80話は豪炎寺編です。

 見たら思い出しましたよ。

 サッカーを辞める豪炎寺のエピソードありましたね。

 妹が元気になって良かったね……という感じですが、父親が割と厳しい男で偏屈です。

 鬼道の父親が変な顔の割に常識人だったのとはかなり違います。

 やはり、妻を失ったトラウマで父親もおかしくなっているのでしょう。

 しかし、見どころは家政婦のフクさんでしょう。

 彼女は美人ではないし、家族でもないけれど、豪炎寺を気にしてくれます。やはりこの家族を横で見ていて辛いのでしょうね。合宿所にまで来て豪炎寺と話をしているシーンは、名シーンと言えます。そして、このシーンはフクさんが相手だから成立します。豪炎寺と並の女が絡んでも話が変なところに行ってしまうだけです。豪炎寺もフクさんが相手だからこそ言えることがあるのでしょう。

 この豪炎寺編はフクさんがいるからこそ成立すると言っても良いぐらいフクさんが重要。

 豪炎寺パパに頭を下げに行く円堂より重要。

 しかし、グダグダになった豪炎寺に付き合った虎丸、よく付き合ったなあ。

 余談ですが、また若おかみは小学生!劇場版を思い出してしまいましたよ。死んだ豪炎寺ママ、若おかみは小学生!劇場版のママにちょっと似ている。そして、フクさんにポジションにエツ子さんがいるわけです。フクさんとエツ子さん、頬がふっくらしたおばさんキャラで印象がそっくり。フクさんは眼鏡かけてますけどね。

ぼくがかんがえたイナズマイレブンの新キャラ §

「ぼくがかんがえたイナズマイレブンの新キャラ」

「どんなキャラだ?」

「鬱之宮虎丸」

「特徴は?」

「鬱キャラ」

「どのへんが鬱なの?」

「シュートを鬱」