2020年07月30日
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イナズマイレブン・世界への挑戦編第89話感想

Written By: トーノZERO連絡先

  • 89 ムゲン・ザ・ハンドを超えろ!

 DVDの23,23,26,27巻が届きました。25巻がまだですが、見始めることはできます。

 しかし、時間がないから1回のみ。それでも最後は眠くなった。

概要 §

 必殺技で悩む立向居の特訓に、同じ1年の音無、壁山、栗松、木暮が協力します。途中で3年の綱海も参加します。

学年の問題 §

 1年だけで固まって特訓するので、なかなか2年の主力選手は手を出せません。孤立する立向居の世界になかなか入っていけないという感じはあります。しかし、同学年の音無はマネージャーとして入っていき、そこで木暮の関与を発見してしまいます。そのまま特訓仲間が増えて1年オールスターズになります。そこに綱海が入れるのは彼がもともと学年を意識しない自由人だからでしょう。

 しかし、この1年オールスターズがなかなか良いキャラクター布陣。

  • くそ真面目な立向居
  • 突っ込みの木暮
  • 紅一点のヒロイン音無
  • 優しい壁山
  • 気弱な栗松

 円堂らの世代が引退した後の彼らの世代の話も見てみたい気がするぐらいです。

 それぞれのキャラが生きているのが良い。

 音無なんか、秋と夏未がいたら元気な下級生でおしまいです。あるいはお兄ちゃんのオマケ。それがこれだけ独立して生き生きと動くのは希有だと思います。

 これはいい。

 見て良かった。

壁山の【くん】付けの問題 §

 壁山が立向居を「立向居くん」と呼んでいるのが引っかかりました。

 壁山が「くん」を使うケースが少ないような気がします。

 上級生には「さん」付けで、「円堂さん」「豪炎寺さん」「風丸さん」だったと思います。親しい同級生にはたぶん呼び捨てです。「栗松」は呼び捨てだったと思います。

 もしかしたら虎丸も「くん」だったかもしれない。(よく覚えていない)

 ちなみに、女性に対しては「マネージャー」と呼んでいて敬称なしだったような気もします。

 ともかく、壁山と立向居の関係は他の多くの者とは違う特殊な関係ではないかという気がします。

まとめ §

 しかし、体育会系の階級社会が厳然とそこに存在するのは驚くばかり。

 上級生がいないと急に生き生きと動き出す1年達。

 学年関係なしに自由に振る舞うのは綱海だけ。

 イナズマイレブンの闇ですな。

 全員が年上という虎丸が不憫。

オマケ §

「綱海さん、僕はどんな必殺技を使えば良いのでしょうか」

「決まっているぞ、立向居。マ……」

「魔王・ザ・ハンドですね?」

「マドハンドだ」

「はいっ! 特訓します!」

……

「マドハンドは仲間を呼んだ」

「おお! 仲間が増えたぞ!」

「だがサッカーは11人でやるものだった。マドハンドは帰って行った」

「なぜだ! ムゲン・ザ・ハンドでは手を増やせたのに! マドハンドは手を増やせないのか!」