2020年08月13日
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イナズマイレブン・世界への挑戦編第112~113話感想

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

  • 112 ザ・キングダムの闇!
  • 113 ガルシルドの陰謀!

全体の流れ §

 円堂にロニージョが会いに来ますが様子が変です。ガルシルドの陰謀が判明し、証拠を求めて子供達はガルシルドの屋敷に忍び込みます。証拠の入手に成功しますが、それを持っていった響木は襲われて倒れます。久遠は証拠を警察に渡しますが結局届きません。ガルシルドは逮捕されておらず、敵チームの監督として試合会場に乗り込んできます。

第1印象最高、だが続けて見ると…… §

 円堂に会いに来たロニージョの態度は、最高によくできた演出です。

 その後のサスペンス展開。サッカーアニメとは思えません。

 見事ですね。

 屋敷の潜入作戦も、こんなもの上手く行くはずがないのに上手く行くのは超次元サッカーだし子供向けのアニメだから良いとしましょう。

 でも、その後がいけなかった。

 証拠を一人で警察に持っていこうとする響木。相手が影山の黒幕だとすれば、これはうかつすぎる。そもそも警察に手を回せる影山よりも大物の黒幕が相手で警察があてになるのか。(鬼瓦個人ならあてになる)

 ガルシルドが逮捕されたわけでもないのに喜び勇んでロニージョ達に報告に行く円堂達。まさに子供の浅知恵ですね。……と言いたいところですが、影山のやったことを覚えていたら子供でもそんなに脳天気になれるわけがない。

 そもそも、ガルシルドの世界征服計画そのものが子供のお絵描きレベル。

 結局、影山、吉良以上の悪を描こうとしてスベった感じでしょうか。

 確かに、イナズマイレブンは子供達のアニメだから子供が解決できるスケールの悪を用意しなければなりませんが、それが世界征服レベルの巨悪となると、もう完全にごっこ遊びの悪役レベルにならざるを得ません。かなりちぐはぐな感じになってしまいます。

 別の言い方をすれば、こういうドラマは大人が無能にならざるを得ません。

 今回の久遠なんか、まさに役立たずの漬物石ですね。

 警察に対する進捗の問い合わせもせず、後から【警察には届いていないそうだ】などと言うだけ。

 まさに悪い意味での【大人不在】の【子供アニメ】の陥穽にはまり込んでしまった感じ。

 本放送時に好印象が残っていないのも良く分かります。

 子供達のきめ細かい心理描写が絶品なのにドラマ作りが惜しい。

 (ストーリーはゲームと共通だからアニメのスタッフが作っていない可能性もある)

看護士かわいい §

 入院した響木の描写などはしっかりしていて、そこは好感できるのですがね。

土方大活躍 §

 珍しく土方大活躍。

 突然主役キャラの一角に抜擢されてきた感じですね。

新ED・またね…のキセツ §

 113話から新ED。

 映像が過去シリーズのキャラ総出演で驚きました。

 脅威の侵略者編のエイリア学園も大量に出て来ます。

 これは、かまくらゆみ演出の特徴ではないかと思います。シリーズ全般に関わっているので、全体を通してのキャラの知識がおそらくいちばん多いイナズマ監督です。

 というわけで、デザーム様もちゃんと出ていたではありませんか!

 砂木沼ではないデザーム様。

まとめ §

 ここまで来た以上、ともかく最終回まで見ますよ。

 改めて最後まで見届けます。

 (でもGOまで見るパワーはもうない。本当はダンボール戦機も見なきゃいけない。イナダン解釈の補助線としてはね)

オマケ §

「お父さん!」

「ギクッ。なんだい、冬花」

「お父さん、最近変よ。切れ味がなくなってまるで別人みたい」

「ほら。それは作品作りの都合で」

「分かった! また私の記憶を消したんでしょ! ぼんくらなお父さんの記憶を消して、有能なサッカー監督のお父さんの記憶だけ残したんでしょ」

「違う、違うんだ!」

「何が違うのよ」

「実はそっくりな兄弟がいるんだ」

「えっ?」

「ほら目金だってそっくりな兄弟がいるだろ?」

「本当に?」

「本当本当。アジア予選の時は優秀な方の久遠弟。今はぼんくらな久遠兄なんだ」

「なんだ。そうだったの。疑ってごめんね。お父さん」

「分かればいいんだ」

 それを見ながら冬花も有能な冬花と役立たずのいるだけ冬花の二人がいるのではいかと疑う円堂であった。